6/29猫写真ワークショップ開催レポート


6/29猫写真ワークショップ開催レポート

 昨年8月からスタートした猫写真ワークショップですが、都内での開催は先日6月29日の回で4回目となりました。おかげさまで毎回ご好評頂き、今回も満員御礼で18名の方々が参加。浅草の「猫カフェ きゃらふ」さんを会場に、3時間たっぷりとご堪能頂けたのではないかと思います。では写真を中心に、当日の様子を振り返ってみましょう。

6/29猫写真ワークショップ開催レポート 毎回講師を務め、丁寧にレクチャーしてくださっているのは、写真・カメラ情報サイト「studio9」を運営されている中原一雄さんです。サイトでカメラに関するトピックやさまざまなシーンにおける素敵な写真の撮り方を解説しているほか、東京や京都、横浜など街中でテーマを設けての写真ワークショップも不定期で開催されています。

6/29猫写真ワークショップ開催レポート 会場のきゃらふさんは「猫とすごせる隠れ家カフェ」がコンセプトのお店で、9匹の魅力的な猫スタッフたちがお客様を出迎えてくれます。今回もワークショップ実施時にはお店を貸し切りにさせて頂き、他のお客様の目を気にすることなくレクチャーや撮影に集中することができました。
 
 
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 今日もいつも通り自由に振る舞う猫たちですが、まずは中原さんによる本日の流れや注意点の説明です。「猫たちの目によくないのでフラッシュやAF補助光をOFFにしておく」「撮影に夢中になりすぎず、他の猫がいるかもしれない足元や周囲などにも気を配る」などのポイント、毎回言及されていますがしっかり抑えておきたい点ですね。 

 次にカメラの正しい構え方やおすすめのセッティングなど、撮影における基本のお話が続きます。しっかり構えることで手ブレが減って失敗写真が少なくなりますし、シーンによって縦横の選択や撮影モード、ホワイドバランスなどを上手に調整することで、作品にも幅が広がります。

 撮影モードはF値を固定するAv(A)モードを基本に、時にはシャッタースピードを固定するTv(S)モードで撮ってみるのもOK。きゃらふさんは少し暗めの雰囲気が特徴のお店ですので、動き回る猫たちを撮ろうとすると被写体ブレの写真になってしまうこともよくあります。ですので、シャッタースピードを固定して撮ったり、時には露出補正を少しマイナスにしてみたりすることもポイントのひとつです。他にISO感度やピントの合わせ方(AFエリア)の設定などもあり、まずはカメラを自在に操れるようになることが撮影上達への近道かもしれませんね。

 ひと通りレクチャーが終わって、「では、皆さんさっそく自由に猫たちを撮ってみましょう」とお待ちかねの撮影タイムとなりました。さあ、どんな写真が撮れるでしょうか?

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 カフェスタッフの方がおもちゃなどでうまく猫の気をひいてくれたりもしますが、自由気ままに過ごす猫たちを姿を上手にとらえるのはなかなか簡単ではありません。カメラの方を向いてくれるまで粘り強く待ったり、名前を呼んでみたり。失敗を恐れずにたくさんシャッターを切ってみることも大切。それから目線を猫たちと同じくらい低くしてカメラを構えたり、ピントを猫の瞳に合わせるよう意識したりすることも基本です。

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 きゃらふさんには9匹の猫たちがいますが、なかでも撮影にちょっとしたコツがいるのが黒猫と白猫のパターン。カメラは基本的に真っ黒なものや真っ白なものをとらえるのが少し苦手なため、ピントが合いづらかったり、写真の明るさが上手に調整できなかったりします。ただ、あらかじめそのことが分かっていれば、瞳の部分や同じくらいの距離の別の物にピントを合わせたり、事前に露出補正のプラスマイナスを調整することで対応することができますよ。

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 だんだん撮影に慣れてきたら、時には耳やしっぽ、鼻、肉球などのパーツにクローズアップして撮ってみるのも面白いものです。さらに構図や背景、光がどこから当たっているかも意識してシャッターを切る、前ボケのアクセントを取り入れるといった撮り方も。猫だけでなく、周りにも目を配れるようになると写真の幅も一層広がります。

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 自宅では一匹しか飼っていない方にとっては、ツーショットなど複数の猫の絡み合いが撮れるのも猫カフェという場所ならでは。仲良くじゃれ合っていたり、ときには猫パンチが炸裂?していたりもするので、そういった瞬間を上手に狙ってみましょう。

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 猫たちのご飯タイムも絶好のシャッターチャンスです。この時も目線は低くが基本ですので、傍から見ると毎回こんな感じになります(笑)

 また、このワークショップの醍醐味のひとつは、見せ合いっこタイムで他の参加者による写真を見ること。同じ場所で同じ被写体が対象でも、人によってカメラも違いますし撮り方もだいぶ変わってきます。「この写真は素敵だ、どうやって撮ったんだろう?」「こんな構図の切り取り方もあるのか」と感じることは、写真上達への第一歩です。

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 会場では18人の参加者を2つのグループに分けての見せ合いっこでしたが、後日には参加者だけが閲覧できるオンラインアルバムが用意され、インターネット上で自分の作品を見てもらったり、他の参加者の作品にコメントしたりといったことも可能です。

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 さて、ご飯でお腹がいっぱいになると猫たちはお昼寝タイムに。動きが少なくなってきますので、その分さまざまな方向や角度からシャッターを切ってみたり、背景や周りの小物も利用して構図におさめるなどの工夫をプラスしてみましょう。モノクロモードなど写真の色みを変えてみたりしても良いですね。

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 キャットウォークの上から下界を見つめる猫。思い切って椅子の上にのぼり、カメラをうんと近づけてみるとこんな写真も撮れます。

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 猫草に思わず手を出す、の図。ちょっとブレてしまいましたが、逆光の位置関係でシャッターを切るとなんとなくドラマチックな雰囲気に。

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 こちらの写真のテーマは「肉球による日食」です。

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「あれ?アイツどこにいった?」
「ふふふ、こちらからはしっかりと見えているニャン」

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 たくさんシャッターを切っていると3時間は本当にあっという間。予定時刻となり、まとめをしてワークショップはお開きになりました。皆さんポイントを学びつつ満喫して頂けた様子で何よりです。ご参加頂いた皆さんはもちろん、開催情報を広めて下さった皆さん、会場を提供してくださったきゃらふさん、撮影に協力してくれた猫たちには改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 次回開催予定はまだ未定ですが、決定しましたらサイトでも告知しますので、参加してみたいという方はこまめに当サイトやねこ経ツイッター、またはfacebookをチェックしてみてください。「うちの猫カフェでも開催してみたい!」というスタッフの方からのご相談も、お問い合わせからまずは気軽にどうぞ。

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 おまけ。レクチャー中、振り返ればお尻の後ろにも猫が!
 
 
【関連リンク】
studio9
猫カフェ きゃらふ
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