北九州で「まるごと猫展」3/15からスタート!


北九州で「まるごと猫展」3/15からスタート! 福岡県の北九州市立いのちのたび博物館で、3月15日から春の特別展「まるごと猫展」が開催されます。博物館らしく猫を生物学的・文化的・社会的な側面から取り上げて紹介するという企画で、6月1日までの期間中にさまざまな展示や催しを予定しているとのこと。一体どんな内容になっているのでしょうか?今回はこちらについてご紹介したいと思います。
 

 同博物館は、正式には「北九州市立自然史・歴史博物館」と呼ばれる公立の博物館で、2002年11月に正式オープン。2013年3月には、同市の市制50周年と開館10周年を記念してリニューアルオープンとなりました。施設内の展示面積は約6,100平方メートルを誇り、3フロアの館内は「自然史ゾーン」「歴史ゾーン」「共通ゾーン」に分かれて常設展示やさまざまな企画展が開催されています。

 今回の「まるごと猫展」では、まずさまざまなネコ科動物の標本をもとに、ハンターとしての生物学的な側面を紹介。続いて招き猫や絵画などを通して猫と人間の関わり合いの深さを文化的、芸術的な面からとらえ、最後に現代の社会の中で生きている猫たちの姿を見てもらう、という流れになっているそうです。

 より具体的に紹介しますと、第1部の「猫の生物学」のコーナーでは、ベンガルヤマネコやライオン、チーター、スマトラトラ、イリオモテヤマネコといった生き物の標本などを展示。その生態やハンターとしての性質を取り上げます。

 第2部の「猫カルチャー・猫アート」では、日本全国から集めたというさまざまな招き猫、計約170体が展示されているほか、猫柄の磁器やネコがデザインされているレコードジャケット、さまざまなジャンルの猫本や、ネズミよけとして江戸時代に用いられたという「猫絵」など、さまざまな猫アイテムを見ることができるとのこと。

 第3部では「いまどきの猫たち」として、長崎市における「長崎の町ねこ調査隊塾」の活動紹介のほか、同塾の塾生たちによる長崎の町ねこ写真も展示。同塾はどうすれば猫と人がもっと仲良く暮らせるのかをテーマに分布調査やハンドブックの作成などさまざまな活動を展開しています。さらには博物館の学芸員さんによるノラネコ調査のノウハウをレクチャーするコーナーや、三毛猫がほとんどメスであることのメカニズム紹介なども。

 ここまででもまさに猫づくしな企画であることがお分かり頂けたかと思いますが、さらには一般募集により集まった猫の写真を展示する「みんなの猫ギャラリー」、そして常設の展示場では動物写真家の岩合光昭さんによる写真展「ねこ歩き」も同時開催。期間中の特別イベントとして「ナイトミュージアム」や「ねこマニアトーク」、「ニャンニャンファミリーコンサート」なども実施予定(いずれも日付限定、定員制)となっています。

 そんなわけで、地元や周辺にお住まいの方はもちろん、猫好きなら遠方からでも足を運ぶ価値があるのではと思わせる盛りだくさんの企画内容ですね。ちなみに入場料金は大人700円、高校生・大学生は400円、小中学生は300円で、小学生未満は無料となっています。これらはいずれも「まるごと猫展」のみの料金で、常設展の入場券とセットになったチケットの販売や、割引になる前売り券もあるようです。

 会場となる博物館のアクセスはJR鹿児島本線の「スペースワールド駅」から徒歩約5分。最後に開催期間ですが、6月1日までの約2カ月半で会期中は無休。開館時間は9時~17時で、最終入場は16時半となっています。その他、詳しい情報は以下より同展のホームページを参考にしてみてください。

【関連リンク】
まるごと猫展|北九州市立いのちのたび博物館