猫好きなら欲しくなる?「眠り猫の500円記念硬貨」が全国で引換開始に


猫好きなら欲しくなる?「眠り猫の500円記念硬貨」が全国で引換開始に タイトルを見て「え?そんな硬貨があるの?」と思った方、そうなんです。ねこ経済新聞編集部も全く未チェックでしたが、つい数日前に某ニュースサイトでその存在を知り、引換開始となった本日1月16日にさっそく近くの銀行へ。無事に両替として引き換えてもらい、写真の通り手に入れることができました。こちらはいわゆる「ご当地コイン」の類なのですが、基本的に全国で入手可能とのこと。さっそく詳細について紹介したいと思います。

 この記念硬貨は、正式には「地方自治法施行60周年記念5百円貨幣」と言い、47都道府県が独自の図柄(裏面は共通)で2008年度から2016年度にかけて順次発行しているもの。名前の通り、1947年5月3日に施行となった地方自治法の60周年を記念し、初年度は3県ぶん、その翌年度からは4~6県ずつ発行されています。

 記念貨幣には千円の銀貨幣と5百円のバイカラー・クラッド貨幣(異なる種類の金属板をサンドイッチ状に挟み込む「クラッド」技術でできた円板を、それとは異なる種類の金属でできたリングの中にはめ合わせる「バイカラー」技術で作られた貨幣)があり、それぞれ各都道府県ならではのシンボルがあしらわれているのが特徴です。例えば2008年度に発行された北海道の5百円貨幣は「洞爺湖と北海道庁旧本庁舎」、2010年度の高知の5百円貨幣なら「坂本竜馬」、今年度前半に発行された神奈川は「鎌倉大仏」となっています。

 さて、ここからが猫好きのための本題ですが、今年度発行の栃木県といえばやはり日光が有名ですね。そんなわけで、栃木の記念5百円貨幣には日光東照宮の彫刻作品である「眠り猫と雀」の図柄が採用されることになりました。過去これまでに発行されているこのシリーズの硬貨で、猫があしらわれたものは初めてになります。

 しかも嬉しいことに、これらの5百円硬貨はわざわざその土地に足を運んだり、造幣局に購入予約を申し込んだりしなくとも、銀行などの一部金融機関で引換、つまり両替として手に入れることができるのです。ただし発行枚数はあらかじめ決まっており、栃木の5百円貨幣の場合は180万枚、そのうち引換分になるのは全国で約158万枚だそうです。もちろん金融機関や各支店ごとに割り当ても決まっていて、引換は貨幣がなくなり次第終了。初日の16日は1人2枚ずつまでという制限もあったようですが、希望される場合は問い合わせの上で、早めに足を運んでみたほうが良さそうです。

 当編集部の場合、16日の午前中に横浜市のある銀行で、普通の両替の感覚で窓口にて引き換えてもらうことができました。今回は栃木のほかに兵庫、大分の記念5百円貨幣も引換開始となったのですが、この支店ではそれぞれ70枚ずつ、また近くの別の支店では150枚ずつ用意があるとのことでした。枚数は金融機関や支店によってまちまちのようですので、あくまで参考ということでお願いします。

 ちなみに「貨幣」ですので、もちろん額面分の価値があり、お金として利用することも可能だそう(ただしお店によっては断られる可能性もあります)。もっとも、記念やコレクションとして手に入れる方がほとんどで、実際に買い物などに利用する方はほとんどいないとは思います。ましてや猫好きにとっては「猫の硬貨」それも平和の象徴でもある「眠り猫」ということもあり、財布や貯金箱にしのばせたり、記念として飾っておくと何となくいいことがありそうですね。

 なお、詳細については以下より財務省の報道発表も併せてご覧ください。リンク先のページ中ほどには、都道府県別の引換取扱金融機関と問い合わせ先の一覧も掲載されています。

【情報源】
地方自治法施行60周年記念5百円貨幣(栃木県、大分県及び兵庫県)の引換えを来年1月16日に開始します(財務省報道発表:平成24年12月3日)