宮城県・田代島の復興支援「にゃんこ・ザ・プロジェクト」

宮城県・田代島の復興支援「にゃんこ・ザ・プロジェクト」 今回の内容はあまりにも有名すぎて、そして少し前の話でもあり、猫好きの読者さんの多くが既にご存じかと思いますが、あえて紹介させてください。

 人口より猫口のほうが多い、猫の島として知られる宮城県石巻市の田代島。今年3月の東日本大震災で大きなダメージを受けたこの島で、地元の漁師を中心に「にゃんこ・ザ・プロジェクト」なる取り組みが6月からスタートしました。

 島の大きな収入源である、牡蠣養殖業や漁業の復興。そして猫たちを救うための支援基金として、ひと口1万円の出資を募ります。集まった基金は養殖業や漁業に必要な資材の購入費や諸経費、そして猫の餌や観光設備の修繕・構築費などに充てられ、出資者には4~5年後に島で取れた牡蠣などが送られるという仕組みです。

 このプロジェクトは多くのメディアなどで取り上げられ、あっという間に話が広まりました。その結果、目標の1億5,000万円=15,000口まで3年はかかるとメンバーたちが考えていたものが、わずか3カ月で達成に至ったのです。

 現在、基金出資の申し込みは一旦終了となっていますが、売り上げの一部が復興に役立てられる「にゃんこ・ザ・プロジェクト公式ステッカー」や、猫をモチーフとしたオリジナルデザインの復興Tシャツが購入できるようです。ステッカーは2種類、Tシャツのデザインは3種類。詳しくはプロジェクトのホームページをご覧になってみてください。

 サイトでは、震災前後の猫たちを撮影した写真館も見ることができます。数十匹の猫は津波の被害に遭ったそうですが、多くの猫は無事だったそうです。せめて彼らが本当に平穏で安心した日々を過ごせるように、そして田代島に暮らす人々が、少しでも早く震災前と変わらない生活を取り戻せるように。そう願ってやみません。

【情報源】
猫島・災害復興支援基金 田代島にゃんこ・ザ・プロジェクト